2月になると、節分の行事がやってきます。
「鬼は外!福は内!」
節分と言えば豆まきが思い浮かびますが、なぜ豆をまくのか考えたことはありますか?
なぜ豆をまくの?
季節の移り変わりには邪気が生じると考えられており、その邪気を追い払うために豆をまく行為が行われるようになりました。
この「邪気」とは、「鬼」を象徴しており、豆をまくことで鬼を退散させるのです。
古くから穀物や果実には邪気を祓う力があると信じられており、大豆には特に強い霊力があるとされていました。
そのため、豆を使って厄を払い、福を招き入れるという目的で豆まきが行われるようになったのです。
節分で食べる豆の数
節分の豆は数え年にならって食べるのが一般的とされています。
数え年とは、生まれた時点を1才として毎年1月1日に年を重ねるという日本独自の考え方。
つまり、節分豆の数え方は実年齢+1個が主流です。
とはいえ、厳密な定義はないので、あくまでも目安にすると良いでしょう。
地域によって【+2個】食べることも!
節分豆を実年齢より多く食べるのは、新しい年への健康祈願や厄払いの意味がこめられているともいわれています。 |
このところ、“恵方巻き”が盛んですが、家族みんなで「鬼は外、福は内」のかけ声ともに、「豆まき」も忘れないでくださいね。
え??今年の節分は2月2日
「節分は2月3日」だと思っていたのは私だけでしょうか??なぜ今年の節分は2月2日なのでしょうか??
それは・・・
今年の節分が2月2日になっている理由は、「暦」の関係によります。
節分は通常、立春の前日とされていますが、これは二十四節気という古い暦の一部に基づいています。
二十四節気では、地球の公転周期に合わせて1年を24の時期に分けています。
地球の公転周期は365日ではなく約365.24日なので、暦と現実の時間にずれが生じます。
そのため、時々節分の日付が変動することがあり、2025年の節分は2月2日となります!お間違いなく!!