「食欲の秋」は美肌のための季節

最近は暑かった夏から少しずつ気温が落ち着いてきましたね。
この時期は「十五夜」「重陽(ちょうよう)の節句」など、食に関する秋の行事が多いのが特徴です。

「食欲の秋」という食べる楽しみが増す言葉もあり、「おいしいものが多い時期」とイメージする方も多いのではないでしょうか。

秋はモイスティーヌのスキンケアに加え、食べ物から栄養素を上手に取り入れることが、美肌や肌老化を防ぐ近道です。

9月に旬を迎える食材・・・
秋の味覚で思い浮かぶ旬の食材は何でしょうか??

9月が旬の食材

最近、「スーパーフード」として認識されるようになってきた鮭。
特に、強力な抗酸化作用を持つとされるアスタキサンチンが豊富です。

アスタキサンチンの抗酸化作用は、ビタミンCの6000倍、ビタミンEの1000倍などとも言われています。
さらに、鮭の皮の部分にはコラーゲンも豊富。美肌のためにぜひ摂りたい食材です。

サンマ

サンマは漢字で書くと「秋刀魚」。文字の通り秋を代表する魚です。
夏から秋にかけて、サンマは北から南下していきます。

8月の末から北海道で水揚げが開始され、徐々に三陸沖へと移動してきます。
三陸沖は親潮と黒潮がぶつかりエサが豊富なことから、9~10月に穫れるサンマは脂がのっているのが特徴です。
塩焼きはもちろん、お刺し身でもおいしくいただけます。

サンマには、DHA(ドコサヘキサ酸)とEPA(エイコサペタンエン酸)という必須脂肪酸が豊富に含まれています。
この必須脂肪酸は、血液の流れをよくする効果が期待でき、生活習慣病の予防に役立つといわれています。

かぼちゃ

日本では甘みの強い西洋かぼちゃが主流です。
かぼちゃは冬至に食べる習慣があるため、旬の時期は冬をイメージしていました。(私だけでしょうか?)

実は、かぼちゃは夏から秋にかけて旬の時期を迎えます。
冬にかぼちゃを食べるのは、貯蔵ができるからです。
カットしていないかぼちゃであれば、冷暗所で1~2カ月の保存が可能です。

かぼちゃには、β-カロテン、ビタミンC・Eが豊富に含まれています。
これらの成分が相乗的に働き、免疫力を強化したり細胞の老化を予防する効果につながるといわれています。

柿は、粘膜を正常に保つビタミンAや抗酸化作用の強いビタミンCなどが豊富で美肌に効果的な食べ物。
干柿β-カロテンやカリウムが豊富になるため、むくみ解消に効果が期待できます。

9月に旬のピークを迎えるのが「豊水」という品種です。
果肉がやわらかく、果汁がたっぷりなのが特徴です。
梨にはカリウムが多く含まれています。
カリウムは、ナトリウム(塩分)の排出を促し、血圧を下げる働きがあります。

秋の味覚の代表格ともいえる栗は、ご飯に混ぜ込んだり甘露煮にしたり・・・。
栗は炭水化物が多く、ビタミンB1とB2を多く含んでいます。
ビタミンB1は糖の代謝、ビタミンB2は脂質の代謝をサポートしてくれます。

9月は季節の変わり目ということもあり、気温が大きく変化します。
そのため、風邪をひいてしまったり、気分が優れなかったりといったことが多いかもしれません。

朝夕の気温は下がってきますが、日中は30℃を超える日もあったりと、夏バテや熱中症にも注意が必要な時期です。
9月が旬の食材は、免疫力アップにつながる栄養素を含んだものがたくさんあります。
体調管理の一環、そして美肌のために、旬の食材を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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