静電気は、なぜ起きるの?なんとかしたい!あのピリピリ

静電気

冬になるとドキドキなのが、車に乗ろうとドアに触れたときや、他人に触れたときに発生するあのピリッとした痛み!

そう、静電気です。

思わず「イタッ!」ってなりますよね。

静電気は、私たちの身の回りにあるプラスとマイナスの電気のバランスが崩れることで起こる現象です。

特に冬は乾燥が原因で静電気が発生しやすくなるため、対策が欠かせないのです。

そこで今回は、冬の静電気を効果的に防ぐ方法をいくつかご紹介します。

車の乗り降りでピリッとしないためには?

まずは多くの方が不快に感じている自動車の乗降時の静電気の対策からお伝えします。

乗るときのコツ

  • 車に触る前に、まずは地面に触れてみる
    コンクリートやアスファルトには、静電気を「ゆっくり」逃がす性質があるため、金属のように一気に放電せず、痛みを感じることなく静電気を逃がすことができます。
  • 革の手袋をする
    革は電気を通しにくい絶縁体として機能するため、人体に帯電した静電気が金属に一気に放電されるのを防いでくれます。
  • ドアを開けるときは、窓の部分など広い面に触れる
    狭い面積の指先で触れると、静電気が一点に集中して急激に放電されるため痛みを感じやすくなります。
    一方、窓の部分など広い面に触れると、以下の理由で痛みを感じにくくなります。

革手袋

降りるときのコツ

  • 降りる前に、ハンドルやシートの金属部分に軽く触れておくと安心です。
  • 地面に足をつける前に、ドアの金属部分に触れるのを忘れずに!

普段の生活での予防法は?

洋服選びのポイント

  • できるだけ綿や麻など、天然素材の服を選び、静電気が起きやすい化繊(アクリルやナイロン)は控えめにする
  • 重ね着するときも、同じ素材同士を合わせるとGood!(例:綿の下着+綿のシャツ)

洋服選び

部屋の環境作り

冬は空気が乾燥して湿度が下がるので静電気が起きやすくなっていますが、ちょっとな工夫することで静電気の発生をやわらげることができます。

  • 加湿器を使って、お部屋の湿度を60%くらいに保ちましょう
  • 観葉植物を置くのも、湿度アップの良い方法です

観葉植物

すぐできる対処法

  • 手が乾燥しているなと感じたら、小まめにハンドクリームを塗るのがおすすめです(モイスティーヌのハンドクリームが大活躍♪)
  • バッグやポケットにウェットティッシュを入れておくと便利です。
    水分には静電気を逃がす性質があり、手が乾燥している時にウェットティッシュで軽く湿らせることで静電気を防ぐことができます。
  • 100円ショップでも売っている静電気除去グッズを使うのもひとつの方法です。

まとめ

冬の静電気は、意外とちょっとした工夫で軽減できます。

特に車の乗り降りでは、金属部分への触り方を変えてみるだけでピリピリ感がグッと減るはずです。

まだしばらく続く寒い季節を快適に過ごすために、これらの対策をぜひ試してみてくださいね。

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