「輝く美肌」を目指すには、スキンケアだけでなく習慣全体から整える必要があります。
スキンケアをちゃんとしているのに、なんだかお肌の調子がいまひとつ…という方は日々の生活習慣に問題があるのかもしれません。
美肌になるためには日々の「積み重ね」、つまり肌に良い行動の習慣化が非常に大切なのです。
いくつかご紹介します!
食事は3食。なるべく決まった時間にとる
生活習慣の基本である食事は毎日3食とることを心がけましょう。
朝食を抜いてしまう人も多いですが、朝食をしっかり摂ることで肌を目覚めさせ、血行を促進させることができます。
血行を促進させることは肌のくすみや目のクマの予防につながるので、美肌を保つ上で大切です。
そして3食とることに加え、食事をとるタイミングにまで気を配れると 。
3食を決まった時間にとると、内臓が正常に動きやすくなるので、美肌の大敵である便秘を防いでくれます。
便秘になると、血液中に老廃物が溜まり、肌細胞の生まれ変わりが正常に行われにくくなると言われています。
毎日ビタミン群をとるようにする
美肌のために必要な栄養素は様々ありますが、その中でも特に大切なのがビタミン群です。
肌荒れに効果を期待できる「ビタミンB2」や「ビタミンB6」、
肌細胞の生まれ変わりを促す「ビタミンA」、
シミのもとになるメラニンの生成を抑える「ビタミンC」など、
ビタミン群は美肌のためにはとても大切な栄養素になります。
野菜や果物に含まれている場合が多いですが、忙しい方などはサプリメントなどで摂取するのも 。
ビタミン群の代表的な食材
乳製品、卵、レバー、うなぎ、納豆、わかめ、干しシイタケ など
鶏むね肉、赤身魚、バナナ、大豆、サツマイモ、玄米 など
レバー、うなぎ、にんじん、バター、卵、小松菜 など
ピーマン、ブロッコリー、苺、レモン果汁、菜の花 など
発酵食品や食物繊維もバランスよく取り入れる
美肌になるためにぜひ取り入れたいのが発酵食品や食物繊維です。
これらを取り入れることで腸内環境を整えることができ、ターンオーバーが促進されるからです。
腸内には、善玉菌と悪玉菌というのがあり、この善玉菌が増えることで腸内での栄養素の吸収が良くなり、新陳代謝が活発になります。
新陳代謝が活発になることで、肌のターンオーバーも促進され、美肌に繋がります。
発酵食品には、善玉菌のエサとなるオリゴ糖や乳酸菌が含まれており、腸内環境を整える効果があります。
また、食物繊維は腸内で発酵し、善玉菌を増やす効果があります。
日本で昔からよく食べられている発酵食品は納豆や味噌、甘酒などなど。
海外ではチーズやヨーグルト、ワインなどの発酵食品を食べることが体に良いと言われています。
特に発酵食品は美容大国である韓国では、キムチなど普段から発酵食品を食べる文化があるため、肌がきれいな人が多いとも言われています。
水を毎日1.5~2L飲む
肌がキレイな人は、“水”をこまめに飲んでいる人が多いです。
というのも、人間の体の約60%は水分でできており、水分が不足すると、肌が乾燥したり、肌細胞の生まれ変わりが起こりづらくなったりというような様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。
そのため、”水”をとることは美肌のためにとても大切であり、1日あたり1.5~2Lを目安に飲むことが推奨されています。
ただ、短時間に飲んでしまうと水中毒のリスクがあるので、回数を分けて無理のない範囲でこまめに飲みましょう。
また、水分を取ればよいと考えてお茶やコーヒーをたくさん飲む人がいますがそれはNG!
お茶やコーヒーなどに含まれているカフェインには利尿作用があり、水分を余計に排出してしまう可能性があるので、しっかり”水”を飲むようにしましょう。
温度としては、内臓を冷やしすぎないためにも、体温に近い38℃くらいが良いでしょう。
睡眠時間をしっかり取る
健やかな肌を保つためには、睡眠の質を高めることがとても大切です。
肌細胞の生まれ変わり(=ターンオーバー)を促して若々しい肌を保つためにも、少なくとも6時間の睡眠時間を確保することを心がけましょう。
また、肌のターンオーバーは22時~深夜2時にかけて活発化するので、22時前に就寝できると肌にとっては理想とされています。
いきなり全部の習慣を実践するというのも難しいかもしれません。
自分が「これならすぐ実践できそう!」と思ったものから少しずつ日々の生活に取り入れてみることで、最終的に美肌になるための習慣が身につくはずです!
「美肌は一日にしてならず」とよく言われるように、毎日のケアを怠らず、美肌への取り組みを続けることで、自信と輝きに満ちた肌を手に入れることができるでしょう